“そこでたぶんすごく大事なのが「目利きの力」です。
以前に私はこの場で「ソフトの目利き力」についてお話ししたことがありますが、「ハードの目利き力」、すなわち、「この技術は筋が良いのか良くないのか」というようなことを目利きする力がここでは非常に重要になってきます。この間、比較的その点で選んだ技術がうまく使えたかなと思うのは、例えば1T-SRAMの時などが代表例ですけれども、その事実の素性を評価して、それがまだ世の中で保証されていない段階だけれども、恐らくいけるだろうと判断し、採用し、実際にものにするという流れをとることによって、ますます新しい技術を開発された方は「任天堂なら自分たちの技術をうまく大衆化し、市場を大きくしてくれるかもしれない」というご評価をいただける構造を作り出す流れができるわけで、その点で、私たちここに並んでいる開発関係の人間のすごく重要な仕事は、いい目利きをすることなのかなと思います。”
— 2010年10月29日(金)経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 - 質疑応答